わん、にゃん 随想

henbo

2014年11月06日 10:00

話題: 鳥の嘴




今年春先に、“モズ”を見ました。(写真は別ですよ)
電線に止まっていましたが、敏捷そうな動きと嘴の尖りで、分かりました。

他にも鳥の嘴はいろいろな形をしていて、食性に合わせ実に良く出来ており、感心します。
魚を素早く捕らえるる鳥は、細長い形、動物を捕まえる鳥は先端がカギ形、漉して食べるものはしゃもじ形、穀類を食べるには短く太目、キツツキは先端が鋭く、長い舌を持っていて、木に穴を開け中の虫を食べるのはご存じの通り。

中でもイスカという鳥は、嘴の先端がズレて互い違いになっています。
わざわざどうしてと思いますが、これが松ぼっくりには威力があるのです。 あの固い殻をこじあけて、中の実を食べます。


柏 杜: 鳥は嘴をいつも器用に使っているけど、すり減ってしまわないのかな。
      使えなくなったら、大変だよね。
かんな: 心配いらない。 ちゃんと治るように出来ているそうだよ。

柏 杜: でも、折れたら大変だよな。 前に動物園であったよな。コウノトリが檻にぶつかって嘴が折
      れて無くなってしまった。
かんな: それでどうしたんだって。

柏 杜: いろいろ工夫して、やっとプラスチックの嘴を作ってやったそうだよ。
かんな: なるほど。  水族館でゴムのひれを付けていたバンドウイルカもいたよね。 この前亡く
      なったけど。

柏 杜: 人が飼っていると色んなことが起きるんだね。 自然界では、めったにそんなことはないそう
      だよ。
かんな: そうだよね。 死活問題だからね。


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