わん、にゃん 随想

henbo

2014年10月15日 10:00

逃亡猫


「かんな」は子供の時から「家猫」として、育てられています。しかし、猫は元々家の中にジッとして居ることが嫌いなタイプ。
一度外に興味を持つと出たくてしょうがない。

片や人は「薬の飲み忘れ」「風呂のセットを間違える」「カメラにバッテリーがない」などなど、ミスだらけ。
気を付けていても、裏を掛かれることはしょっちゅうです


柏 杜: かんなは良く逃亡するね。
かんな: 最初はね、開いていた戸から外を眺めていて、面白そうなのでソロリソロリと出たのが始
      まり。

柏 杜: いつもそんなに開けっぱなしじゃないのにな。
かんな: 次はね、閉めたつもりでいても、隙間があればOK。開けて出るんですね。
      前足の爪を引っ掛けてね、体を横向きに後ろ足の爪を固定して、体を屈めて開ける訳。 
      柏杜では出来ないね。
      これを覚えると、ちゃんと閉まっている戸も簡単に開けられるね。

柏 杜: それで鍵を付けられちゃった訳だ。
かんな: 鍵を付けたって、しょっちゅうお忘れだから、チョロイチョロイ。

      別の手は、じっと潜んでいて、玄関の戸が開いた瞬間に飛び出す。 これは結構成功し
      たな。

柏 杜: 「この逃亡猫!」といって、良く怒られていたね。
かんな: うーん。いろいろ旨くいったんだけどなー。 
      最近は用心深くなっちゃって、しばらくチャンスが無いなー.
      今はね、仕様がないから大人しい格好をしているだけ。  次の手を考え中ってこと。


まだまだ 「かんな」との知恵比べは続きます。

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