わん、にゃん 随想

henbo

2014年11月26日 10:00

横綱:白鵬の言葉


白鵬が大相撲九州場所千秋楽で、横綱鶴竜を破り32回目の優勝を果たしました。
この一番とその後の白鵬の様子には、心を動かされるものがありました。

取組はたったの5秒。 その中は素早い動きで、目が付いて行かない位。 師と仰ぐ大鵬の大記録に並び、取組後は実に感極まった様子。
その後の優勝インタビューでは、いままでの優勝力士からは聞いたこともない言葉の連続でした。

「この国の魂と相撲の神様が認めてくれたから、この結果があると思います」。 
更に、大相撲の伝統文化を守った「大久保利通」の名前まで出てくるとは、何か“格の違い”を見せ付けられた感じがします。

しばらく相撲人気も低迷した時期もありましたが、今は徐々に人気が復活しつつあり、これからもっと多くの人を惹きつけていくことと思います。


柏 杜: テレビで勝負ばかり見てると、慣れちゃってうっかり忘れて仕舞ってるよ。
      神様といえば、相撲はもともと神事だったよな。 相撲のしきたりはみんな神様に奉納する
      ものだ。
      改まって言われると、ドキッとしてしまう。

      普通は優勝した喜びの言葉が多いけど、改まって言うなんて立派だな。
かんな: 会場はシーンとして聞いていたね。 さらりと、言ってのける所が風格だわ。

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