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2014年09月12日

わん、にゃん 随想

暮らしと生活の決まり事

わん、にゃん 随想

「DNA鑑定の父子、を認めない」 ― 最高裁判決 


柏 杜: 本当の親子なのに「父と子」と認めない判決だって。  人様の世界は分からないな。
      わん・にゃんの世界でいうと、血統書を作り変えてニセモノで良いというのと、おんなじ
      だぜ。 そりゃ、もう血統書じゃないなー。 
かんな: 詐欺に手を貸すみたい。 でも、なんか意味あるんじゃない?

柏 杜: 人様の世界には「戸籍」っていうものがあって、 本当はこれは「血統書」とは較べられない
      ものなんだな。 仕組みはややこしい。
かんな: そんなのどうでもいいから、何があった訳?

柏 杜: 女Aがいました。Aは男Bと結婚しました。 その内Aは男Cと交際し、Cとの子Dが生まれま
      した。 しかしBとの結婚はそのままなので、戸籍の父はBです。
      その後Aは離婚しDを連れて、Cと再婚しました。 A、C、D仲良く暮らしています。 
      DNA鑑定で、C・Dは父子が証明されています。
かんな: それなら、本当の親子に戸籍を合わせればいいじゃん。

柏 杜: 次の例。 似ている様で違うぞ。
      女Aがいました。Aは男Bと結婚しました。Bとの子が3人生まれました。 その後AはCと
      交際し、Cとの子が2人生まれました。しかしBとの結婚はそのままなので、戸籍の父はB
      です。 A、Bと子5人はそのまま一緒に暮らしています。
      DNA鑑定で、Cと下の子2人の父子が証明されています。
かんな: あれ! そのままでも妙だし、そうかといっ、本当の親子に合わせると、何だかややこしく
      なりそうだね。

柏 杜: 別の例。 これこそややこしい。
      仲のいい夫婦がいました。しかし子がいません。2人は相談して、他人からの人工授精で
      子を授かりました。3人は仲良く暮らしていまいます。
かんな: あれ! どうなっちゃうのかなー。 頭混乱して来た。

柏 杜: そうだろう。 人様の世界はややこしいのだよ。 明治時代に作った「民法」では、もう合わ
      ないって訳だな。 裁判官も大変だよな。 
かんな: それにしたって、もうちょっとイキナ落とし所があっただろうにニャー。












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